DJ配信にVJとして加わらせてもらった反省点やら覚書

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配信は別のかたが、わたしは映像部分をやらさせていただきました。

アーカイブは2週間ほどのはずなのでどうぞお早めにご覧いただけるとうれしいです。

 

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音声と映像の流れ



札幌のアニソンクラブイベント(アニクラ)界隈では
VJソフトにVDMXを使われているかたが圧倒的多数なのですが、
私はCogeという、落ちやすいがかゆいところに手が届きやすくコスパ高いソフトウェアを使用しております。

何も設定しなくてもSyphonに映像は出せます。

配信ソフトで受け取るのはNDIのほうが都合よかったので、VJマシン側でSyphonからNDIへ変換。

音のほうは配信担当のうぇぶさっぽろのかたにまかせていたのでよくわかりません!

 

配信ひらいたときの音と映像をばちっときもちよくシンクさせた〜い

音声と映像の流れは図にかいたまんまの通りですが、
ポイントはやはり「オーディオの同期オフセット」ではないかなと思います。

今回はオフセット-7msでやりましたが、アーカイブ見た感じ-8msとか-9あたりでもよかったかも。ちょいずれてる。
本チャンの配信始まる前に1回配信してみて、そのアーカイブでどんな塩梅かチェックするのがおすすめです。

 

実際のとこどうやってチェックするか?

いざ塩梅を確認、といっても見ててもけっこう
「あってるようなあってないような・・・」という感じです。

実際今回のこの配信を終えてこうやって振り返りをするまでは、ピンときておりませんでした。

たぶん最もわかりやすいのは、CDJで再生ボタンを押した瞬間で判別するのがよろしいんではないかなと思います(判別できるかどうかは縦フェの値やMIXのしかたにもよる)

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CDJの再生ボタン押ささった!!!(北海道弁)MIX始まった瞬間! というタイミングと、音があってるかどうかで判別。
みたいな感じですかね。

 

GB合成むず〜い 主張しすぎずかつかっこよくした〜い

なんかこう、抜かれた人物・DJ機材と後ろの合成されたVJ素材たち。

色味をいい感じに統一感持たせないと
80年代後半〜90年代のミュージックビデオとかテレビ番組のアレなソレ感が出ます。

 

とはいっても、DJしてるとこ見てるだけで十分なので。

その持ち味は殺したくないしな。普段の箱でやるVJともちがうわけで、過度に色味変えるのもなんかちがうんだよな〜って。

よって、途中から色味調整というよりも質感統一のため
ハーフトーンパターンを重ねてみたんですが、どうですかねぇ。

VJマシンで見てる限りもっときれいにエフェクトのってたんですが、
どうしてもOBSと配信にのせるとエンコードで粒がつぶれちゃう。当たり前だね。

でもこの手法はたぶん今後の配信でも使うんじゃないかなと思われます。
ほんのりノイズとかでもいいかもしれませんね。

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before

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after

おわかりいただけただろうか……。

あとこれもどうしたもんか悩んだんですが、
途中から上からもVJ素材重ねてましたね。ほんのりね。不透明度40〜60%あたりでね。

実際の操作してる画面はなんかこんな感じです。逐一は解説しませんが。
むずかしいことしてないのでどんどん流用してください。
そもそものCogeの導入などについては個別にお問い合わせください。プロジェクトファイル保存しなくてよければ無料で使えますよ。

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大してむずかしいことはしていないことがバレるプロジェクトファイル

 

緑の布のセッティング・取り扱い

配信やるよ〜ということを聞いて即グリーンバック用の布をAmazonで3000円程度でポチり、
4/10の配信前日朝に到着。運送業のかたには感謝しかありません。
ただ、商品ページの画像見て布とともにスタンドもついてんだ〜と勘違いしておったので、届いたとき布だけだったもんでびっくりしました。うっかり。

 

とりあえず折りジワすごいので大人2人がかりでアイロン。低温でていねいに。

使っていない突っ張り棒を見つけたのでまきまきして車で運搬。

「どうやって張るか決めてないんだよな〜」

「まぁ使えなかったらそれはそれで、
Webカメラの映像にVJフッテージ重ねたりエフェクト入れるだけにするかー」
なんてのんきな感じでながい緑のぼっこ(北海道弁)を持参しました。

 

到着してから相談した末、お店の外に出てるのぼりを立てるスタンド・そしてポール2本に巻きつけて、
安全ピンやらガムテープやらで固定。

あと、ステージ前のフロアにあらかじめDJ卓を設置していたものの、
光量が足りずグリーンバックをグリーンバックにできなさそうだったので照明の向きを調整していただき。

 

布って重いんですね。

配信途中でちょっと影が出てきたことに気づいて、
またのぼりスタンドの位置を調整してぴんと張られるようにしました。

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明るいVJ素材をのせるとシワが特に目立つ

ほんとは紐とかをぴーんとはってそれに垂れ下げたほうがいいのかな。

あるいはのぼりスタンド2本じゃなくて3本体制で、真ん中にも支点を作ったほうがいいのかも。

持ち込み機材増えるとしんどいのでこのへんはうまいやりかたを模索したいですね。

理想形は壁に画鋲で刺すとかそのへんかなーと思います。

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実際の現場の様子はこんな感じ

 

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ラストトラック:ミラーボールラブの儀式

 

ハードウェア・ソフトウェア両方のセッティングだけではなく、
オペレーションとかマインドについてもいろいろ箱と勝手がちがうんですが……
そのへんはまだうまく言葉にできないのでいつかの機会にあらためます。

 

また配信のVJやりたいな!

お客さんいるときにやるのが1番楽しいけど、なかなか新鮮でよきよきです。

あとアーカイブ残したらあとから反省会できるのがめっちゃいい。

 

同じことやられるかたの参考になりますように。

あともっといいやりかた知ってるかたは教えてください。

 

それでは本日も、手洗い・うがい・山岡家!